牝馬クラシックの行方がわかる「3歳牝馬ランキング」 激戦かつハイレベルななか1位になったのは? (4ページ目)

  • text by Sportiva

 4位に入ったのは、ステレンボッシュ(牝3歳/父エピファネイア)。レースレコードでの決着となった阪神JFでタイム差なしの2着となった点が評価され、前回ランク外からのランクインとなった。

本誌競馬班
「阪神JFで勝ち馬アスコリピチェーノにクビ差まで迫ったレースぶりが光ります。決め手がある分、桜花賞の舞台も合いそうです」

 5位にも、前回ランク外だったアルセナールが入った。1戦1勝で臨んだクイーンCで2着。直線での不利がなければ......と思わせる競馬だっただけに、クラシック本番での飛躍に期待がかかる。

木南氏
「新馬戦(11月11日/東京・芝1600m)も坂を上がってからの脚がすごかったですが、クイーンCもゴール前の脚は強烈。直線でなかなか加速できませんでしたが、ゴール前の脚色は勝ち馬より上でした。ナミュール、ラヴェルの妹で、キョウエイマーチ(1997年の桜花賞馬)の血を引く馬。桜花賞に出られれば、面白い1頭です」

 激戦の3歳牝馬戦線。前哨戦を経て、クラシック本番にはどんな顔ぶれがそろうのか。ハイレベルかつ、白熱した戦いになるであろうレースから目が離せない。

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