有馬記念で高田秋が「心配なのはオッズだけ」 本命馬は「今年に入って一気に頭角を現してきた馬」 (3ページ目)

  • 河合 力●取材・文 text by Kawai Chikara
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

【穴を開けるならこの馬】

 ここまでは人気馬が多くなってしまいましたが、最後に挙げたいのはライラック(牝4歳)です。穴を開けるならこの馬じゃないかな、と思っています。

 中山では過去にGⅢフェアリーS(中山・芝1600m)を勝つなど、得意な舞台ですよね。後方から追い込むケースが多いので、どうしても展開に左右されてしまうのですが、逆にうまく展開がハマれば大仕事をできる気がします。

 ジョッキーの乗り方も重要になりそうで、戸崎圭太騎手とは今回がコンビ3戦目。好走するならこのタイミングではないでしょうか。

 ずっと応援しているディープボンド(牡6歳)の激走も期待しています! 有馬記念は、過去にこのレースで好走した馬がもう一度上位に来る"リピーター"が多く、ディープボンドは一昨年の2着馬。全盛期の力はないかもしれませんが、先行策がハマれば大穴を開ける可能性もあると思っています!

 今年は競馬の難しさを感じた1年でした。迷えば迷うほど馬券は当たらず、逆にサクッと決めた時は的中できることが多く、最初の感覚を信じることが重要だと悟りました(笑)。土曜競馬の予想は苦しみましたが、日曜は比較的よかったので、有馬記念も期待しています。ホントに当てたい!


【profile】
高田 秋 たかだ・しゅう 
1991年9月23日、北海道生まれ。モデル・タレント。競馬のほか、大のお酒好きで利酒師・日本酒品質鑑定士の資格を取得している。『BSイレブン競馬中継』(BS11)、『町中華で飲ろうぜ』(BS-TBS)、『高田秋のFEEL SHU NICE!』(ラジオ日本)などに出演。自身のYouTubeチャンネルでも、お酒や競馬などをテーマに情報発信中。

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