「競馬に染まってきた」竹俣紅アナがスタジオ内で見せるようになった意外な姿とは? (2ページ目)

  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

 そんな"推し"の馬が凱旋門賞に挑戦するとなれば、ワクワクを止めることはできません。

 凱旋門賞に限らず、海外挑戦はレースを走る以前に、飛行機での長時間輸送や、日本とは異なる環境への適応など、大変なことが多いと聞きます。だからこそ、まずは無事にレースを走ってくれさえすればいいと願いながらも、やはりいざレースが始まると、応援に力が入ってしまいました。

 スルーセブンシーズは後方からの競馬にはなりましたが、最後の直線でスルスルと抜け出してきた時には、ちょっと夢を見ましたね。あそこまでいくと、やっぱり悔しいし、惜しかったなと思います。

 でも、世界最高峰のレースで4着は立派。クリストフ・ルメール騎手もさすがの騎乗でしたし、スルーセブンシーズも7つの海を越えて世界で活躍できるように、という意味が込められた名前のとおり、よく走ったと思います。

 ひとまずゆっくり休んで、次のレースでも頑張ってほしいです。

この記事に関連する写真を見る うれしい話題の一方で、この秋は寂しいニュースもありました。白毛のアイドルホース、ソダシの引退発表です。

 競馬に関わる前の私でも、その名前は知っているくらい有名で、人気があったソダシ。今年5月のヴィクトリアマイルに出走すると聞いた時は、「ついにソダシが出てくる!」とうれしくなったものです。

 ソダシは走っていると、不思議と他の馬より大きく見えるんですよね。はじめは白いからなのかなとも思ったけれど、力強い走りがそう見せていたのかもしれません。

 白毛なので遠目にはわかりにくいのですが、近くで見ると、実は筋肉モリモリでたくましいんですよ。とにかく、可愛くて、強くて、魅力たっぷり。彼女の走りを初めて見た時は、「一頭だけ、ユニコーンが走ってる?」と思ったほどです。その衝撃はいまだに忘れられません。

 今年の春はヴィクトリアマイル、安田記念と悔しいレースが続いていたので、秋に巻き返す姿を見たいと楽しみにしていたのですが......。もう走る姿を見られないと思うと、本当に残念です。

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