京都開催の菊花賞はスピードとスタミナの持続力が問われる 穴党記者注目の2頭は? (3ページ目)
この中間は、叩いた効果で明らかに体調は上向き。前走とは別馬のような雰囲気を醸し出しています。1週前の追い切りでも、栗東CWで主戦のミルコ・デムーロ騎手を背にして単走で追われ、馬場の真ん中をしっかりとしたストライドで伸びてきました。
前走時に比べて、毛ヅヤや馬体の張りもよく、このひと追いでさらに状態は上向くはず。本番には確実に前走以上の仕上りで臨めるでしょう。
1歳上の兄エヴィダンシアが芝2600m戦で勝っており、血統的にもスタミナ面は問題なさそう。管理する須貝尚介調教師も同馬の心肺機能の高さを評価しているように、3000mの距離にも対応可能と見ています。
鞍上のM・デムーロ騎手は、先週のGII府中牝馬Sをディヴィーナで勝利。いい流れにあって、三冠最後の一戦で大仕事を果たしても驚けませんよ」
春のクラシック馬が最後の一戦で雌雄を決するのか。はたまた、"第三の馬"が最後の一冠を手にするのか。後者であれば、ここに挙げた2頭もその候補であると言えるだろう。
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