ほのかが占う秋華賞 リバティアイランドは本命? そのほか選んだ5頭の印は? (2ページ目)

  • 浅田真樹●取材・構成 text by Asada Masaki
  • 佐野隆●撮影 photo by Sano Takashi

【残り選んだ4頭は?】

 ▲は、ハーパーです。

 過去5戦のうち、デビュー戦からの2戦を除けば、すべて重賞を使われてきたにもかかわらず、馬券圏外に終わったのは4着だった桜花賞だけ。オークスの2着をはじめ、残る4戦はすべて連を外していません(2勝、2着2回)。

 ハイレベルなレースを使い続けているのに、この戦績は立派。陣営のコメントからは夏の成長力も感じますし、オークスからの距離短縮はこの馬にとってもプラス材料になるのではないでしょうか。

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 ☆は、ドゥーラです。

 すべての勝利(3勝)を芝1800mのレースで挙げている馬ですから、牝馬三冠のレースのなかでは、距離的にここがベスト。斎藤新騎手との相性もよく、全3勝はこのコンビで手にしています。

 斎藤新騎手に手綱が戻ったオークスでも、15番人気ながら3着と好走。古馬との対戦となった前走・GIIIクイーンSも快勝し、若き鞍上もさらに自信をつけていると思います。3歳牝馬最後のGIで「もしかしたら......」を期待しています。

 △は、マラキナイアモリアーナの2頭です。

 マラキナイアは、前走のGIIローズSでは後方から追い込んで3着。前々走の2勝クラス・八ヶ岳特別では好位で運んで2着。異なるポジションで上位入線を果たしている点に好感が持てます。

 レースの流れ次第でどんな位置にもつけられ、上がりも33秒台の脚を使える。展開を問わない自在性を買って、押さえておくことにしました。

 モリアーナは、秋初戦の紫苑Sで、難しい位置から、別次元の末脚であっという間の差し切り。馬群を貫いた前走から、多頭数の競馬も苦にならないはず。

 今回、私が印を打ったのは以上の6頭。リバティアイランドは誰もが本命にすると思うので、ヒップホップソウルを軸に......としたいところですが、今のリバティアイランドを見ていると、負けるところはちょっと想像できません。

 ということで、今回の買い目はリバティアイランドを1着固定にして残り5頭に流す、3連単軸1頭ながしで勝負したいと思っています。

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