世界一のイクイノックスはなぜ凱旋門賞を回避したのか 国内で取りにいく「ロマンより実利」 (3ページ目)
「以前に乗った時よりも成長しているな、と思いました。宝塚記念でイクイノックスに次ぐ2着となった走りからも、日本ではGⅠレベルになっています。凱旋門賞に挑戦するのに相応しい馬です」
これは、9月27日朝の追い切りを見守ったクリストフ・ルメール騎手の弁。今回は天気もよく、ここ数年のような馬場の悪化を免れそうな点も追い風だ。
同じように下馬評が決して高くなかったナカヤマフェスタも、キャリア最高のパフォーマンスを発揮して2着(2010年)となった。同じステイゴールドの血を持つだけに、"瞬間最大風速"を吹かせられれば、世界を驚かせることができるだろう。
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