フジテレビの竹俣紅アナがびっくり!? すれ違った人に「シャンパンカラー」と呼ばれて感じた周辺の変化 (3ページ目)

  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

 ただ、こうやって毎週学びを重ねてもなお感じるのは、「レース展開を予想するのは難しい」ということです。

 たとえば、良馬場で行なわれた宝塚記念では、ドゥラエレーデがもっとレースを引っ張ってくれて、もう少しペースが速くなると予想していたのですが、ドゥラエレーデは先頭に立ったユニコーンライオンの後ろで落ち着いてしまった。レースがスタートした直後、私は心のなかで「思っていたのと違う!」と叫んでいました(苦笑)。

 思ったよりもペースが速くなったり、遅くなったり。そこは現在、私が直面している課題です。

 ともあれ、私がこんなふうにして、日々競馬の新たな奥深さに気づくことができるのも、『みんなのKEIBA』の出演者や関係者をはじめ、私の周りにいる多くの人たちのおかげです。

 MC就任後にスポルティーバでインタビューをしていただいた時、「競馬の話ができる友だちがほしい」と話したと思うのですが、実はそれ以降、社内でも話しかけてくれる人たちが増えたんです。それまでは面識がなかった社員の人とも、競馬の話で盛り上がったり、私が知らなかったことを教えてもらったりして。

 また、家族も競馬のことをわかるようになってきて、競馬に関する話題が増えました。前はひとりぼっちな感じでしたが、周囲のみんなで楽しめるようになり、ますます競馬が面白くなっています。

 今回、晴れて連載第1回を迎えた『紅色の左馬』。タイトルにある「左馬」とは、「馬」の文字が左右反転で書かれた駒のことで、将棋の世界では縁起がいいとされているものです。競馬の世界でも、馬は必ず左から乗るもので、そこには安全を願うという意味があると聞きました。

 私にとっては小さい頃から馴染みのある"縁起もの"が、競馬の世界にも通じるのかなと思い、これを連載のタイトルにしようと決めました。

 ここでは番組でお伝えしきれなかった競馬にまつわる裏話などを紹介していきたいですし、私自身のことを知ってもらう機会になればいいなとも思っています。これからも『紅色の左馬』を楽しんでいただけたら、うれしいです。

Profile
竹俣 紅(たけまた・べに)
1998年6月27日生まれ。東京都出身。2021年フジテレビ入社。
趣味:おいしいおそば屋さん巡り ウォーキング ガチャピン
モットー:元気に、地道に、前向きに

『みんなのKEIBA』(毎週日曜・午後3時00分~)
★『みんなのKEIBA』公式HPはこちら>>
★『みんなのKEIBA』公式YouYube「竹俣アナの独自調査! DATA消去法」(日曜・午後1時過ぎ~)はこちら>>
★『みんなのKEIBA』のTwitterはこちら>>
★竹俣紅アナのInstagramはこちら>>

3 / 3

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る