日本ダービー、美女馬券師は「出世枠」を引いた王者に自信の◎ 魅力ある「ヒモ穴」次第で好配当ゲットも!? (2ページ目)

  • text by Morinaga Maaya

 対抗はタスティエーラ。前走の皐月賞は一旦抜け出したところを最後に勝ち馬に捉えられて2着。ただ、皐月賞は最終週&初めて経験する重馬場でしたし、悲観する内容ではなかったように思います。良馬場で改めて見直したい存在です。

 お父さんのサトノクラウンは、2015年の日本ダービーで3着。父の雪辱を果たせるか、注目です!

 ▲はGII青葉賞(4月29日/東京・芝2400m)を勝ったスキルヴィング。デビューから4戦すべて東京競馬場を使われてきて4戦3勝。そして、ここ2戦は日本ダービーと同じ舞台の東京・芝2400mを使って2連勝しています。

 特に青葉賞は、前々走の1勝クラス・ゆりかもめ賞(2月5日)の、自身の勝ち時計よりコンマ9秒も詰めてきました。最後の末脚は確実ですし、「青葉賞馬はダービーを勝てない」というジンクスを、もしかしたら打ち破ってくれるかもしれません。

 △の一番手は、別路線のGII京都新聞杯(5月6日/京都・芝2200m)からダービーへ参戦するサトノグランツ。2400mの距離は、前々走の1勝クラス・ゆきやなぎ賞(3月11日/阪神)で経験済み。東京への遠征も、デビュー2戦目の未勝利戦(11月12日/東京・芝2000m)で経験し、クビ差の2着と好走しているので問題なさそう。

 管理する友道康夫調教師は現役最多のダービー3勝トレーナーですし、今回のメンバーと初対戦だからこそ、未知の魅力に賭けたくなります。

 青葉賞では一旦は先頭に立ったものの、スキルヴィングとの競り合いで惜しくも2着に敗れたハーツコンチェルトも狙いたい一頭です。陣営のコメントを読むと、前走よりさらに状態も上向いていそうですから、本番でどんなレースを見せてくれるのか、楽しみです。

 GIホープフルS(12月28日/中山・芝2000m)の覇者・ドゥラエレーデは、海外重賞のUAEダービー(2着。3月25日/UAE・ダート1900m)から日本ダービーへ!

 実は新馬戦(6月26日/阪神・芝1800m)の追い切りの映像を見ていたこともあり、それから注目していた馬。末脚が確かな有力馬がそろっていますが、こちらは前目で競馬ができる分、展開が向いた時の前残りに期待です!

 もう一頭、ファントムシーフは皐月賞で1番人気に推されて3着。左回りは2戦2勝ですし、GIII共同通信杯(2月12日/東京・芝1800m)で勝っているように東京へのコース変わりは向くと思います。

【推奨馬券】
◆3連複フォーメーション(12通り)=1頭目(5)、2頭目(2)(12)(18)、3頭目(2)(11)(12)(14)(17)(18)
◆馬単マルチ(8通り)=(5)⇔(2)(11)(12)(18)

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