高田秋は日本ダービーで「伏兵が3着に飛び込んでくる」と予想! 狙いの穴馬2頭で「祝い酒」なるか (2ページ目)

  • 河合 力●取材・文 text by Kawai Chikara
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

●「人気馬2頭+伏兵1頭」の決着を予想

 問題はそれ以外の馬たちですよね。ダービーは穴馬もたびたび絡んでいて、今回も1、2着は人気馬で決まって、3着にマークが薄れた伏兵が飛び込んできそうな気がしています。何となくの予感ではありますが(笑)。

 だからこそ、その"マークが薄れた伏兵"を当てたい!

 まあ、こういうことを言っている時は大体外れるんですけど(笑)。大切なのは予想を楽しむことですから。伏兵に注目します。

 そこで気になるのは、トップナイフですね。GⅠホープフルS(12月28日)は逃げてハナ差の2着、続くGⅡ弥生賞(3月5日)も好位から伸びて2着と、力は十分にあります。

 前走・皐月賞は7着に敗れましたが、出遅れが痛かったのでは。スタートをうまく決めて先行できれば巻き返せると思っています。

 なにより魅力的なのは、騎乗する横山典弘騎手の"腕"。ソールオリエンスには息子の横山武史騎手が騎乗していますし、親子で上位争いを演じてくれたら、素敵なストーリーですよね。トップナイフは今回人気が上がらないと思いますし、狙ってみたいです。

 もう1頭、伏兵として気になっている馬がいます。フリームファクシです。

 新馬戦2着のあと、一気に3連勝。3勝目のGⅢきさらぎ賞(2月5日)は、いい位置をとってきっちり勝ち切りましたよね。

 こちらも前走・皐月賞で9着と負けてしまったのですが、重馬場が合わなかったというコメントも出ています。それを加味すれば、まだ見限れないかなと。上位に来る力はあると思いますし、穴を開けてほしいですね。

 気になっている馬はこのあたり。「人気馬2頭+伏兵1頭」の決着だと思っているので、馬券的には人気馬をもう少し抑えたいと思います。

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