桜花賞の「大本命」リバティアイランドには、本当に死角がないのだろうか (3ページ目)

　もしアルテミスＳでの敗戦がなかったら、陣営はそれらの課題にも気づかぬまま、本番を迎えていたかもしれない。そうしたことを踏まえて、先の専門紙記者も最終的にはこう語る。

「リバティアイランドは、競走馬としてのポテンシャルが他の馬より抜けて高い。それが一番の特徴です。そしてそのポテンシャルの前では、少々の短所など弱点にはなりません。桜花賞ではこの馬が間違いなく勝つでしょう」

　能力が高いのもさることながら、負けが糧になって本番につながるという"追い風"がリバティアイランドには吹いている。負ける要素は一切見当たらない。

　やはり桜花賞は、リバティアイランドでテッパン。注目すべきは、どれだけ強い競馬を見せるか、だ。

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