大阪杯で高田秋が勝負をかけるのは前回「信じきれなかった」あの馬! 今年は万馬券的中で好調「秘訣は......」 (2ページ目)

  • 河合 力●取材・文 text by Kawai Chikara
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

●前回「信じきれなかった」馬で勝負

 では大阪杯も、そんなスタイルで予想したいと思います!

 ということで、今回のメンバーを見て、まず私が気になったのはポタジェ(牡6歳)ですね。昨年の大阪杯を8番人気で制し、波乱を呼んだ馬。

 私はポタジェをずっと追いかけていたのに、前回は信じきれず、最後の最後で外してしまったんですよね。

 あの日の後悔は本当にすごくて......、このコラムでも何度もお話ししたと思います(笑)。その悔しさも含めて、今年はあらためてこの馬に期待したいなと。

 昨年の大阪杯以来、ポタジェは白星から遠ざかっていますが、阪神・芝2000mの舞台はベストのはず。

 前走のGⅡ金鯱賞も6着に負けたものの、59キロを背負って勝ち馬にコンマ6秒差なら、復調の望みはあると思います。勢いに乗る坂井瑠星騎手とのコンビも魅力ですよね。

 今年は抜けた馬が見当たりませんし、混戦模様ならチャンスはあるかなと。3着以内なら十分考えられると思います。

 2頭目に気になるのは、ノースブリッジ(牡5歳)ですね。最初にお話ししたAJCCの勝ち馬で、こちらもポタジェと同じく、以前からよく馬券を買っていた1頭です。

 昨年6月のGⅢエプソムカップ、そしてAJCCと重賞2勝の実績があります。昔は逃げることが多かったのですが、重賞勝利はいずれも好位からの競馬でしたよね。レースの引き出しが増えるなかで力をつけてきた印象です。

 岩田康誠騎手がずっとコンビを組んでいるのも大きいと思います。基本的に長くコンビを組んでいる人馬が好きなので、今回も頑張ってほしいですね。2000mの距離はこの馬にとってベストだと思いますし、こちらも注目しています。

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