フィリーズレビューの結果に隠された「意外な法則」そこから導き出した高配当の使者は3頭いる (2ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

フィリーズレビューでの大駆けが期待されるムーンプローブフィリーズレビューでの大駆けが期待されるムーンプローブこの記事に関連する写真を見る そして、今年の出走メンバーを見渡してみると、阪神JF組が4頭。そのなかで、今回狙ってみたいのは、阪神JFで17着に敗れたムーンプローブ(牝3歳)だ。

 というのも、同じく阪神JFで17着に敗れた馬が過去に2度、人気薄で激走を果たしているからである。2014年に13番人気で2着となったニホンピロアンバーと、2021年に8番人気で勝利したシゲルピンクルビーがそうだ。

 偶然のこととはいえ、17着大敗から巻き返した例が過去10年で2度もある事実は無視できない。ムーンプローブ自体の成績を見ても、阪神JFの前は未勝利(10月23日/阪神・芝1600m)、1勝クラスの白菊賞(11月27日/阪神・芝1600m)と連勝。前走だけで見限るのは早計と言え、過去例と同じく一発の可能性は大いに秘めている。

"大荒れ"も十分に起こり得るフィリーズレビュー。今年は、ここに挙げた面々がその一端を担ってもおかしくない。

2 / 2

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る