阪急杯は「大荒れ」の予感。アッと言わせる人気薄2頭を穴党記者は猛プッシュ (2ページ目)
阪急杯での大駆けが見込まれているミッキーブリランテこの記事に関連する写真を見る 勝ち鞍は一昨年のオープン特別・ニューイヤーS(中山・芝1600m)まで遡らなければならないが、その時も単勝91.1倍での激走だった。好位でリズムよく運べれば、今回も大駆けの可能性は十分にある。
「コース適性も決して悪くありません。一昨年のレースでも、10番人気で2着と好走しました。昨年は6着に敗れましたが、イン有利の馬場で外を回らされての結果ですから、上々の走りだったと言えます。発馬を決めれば、一発あると見ています」
太田記者が推すもう1頭は、全4勝が芝1400m戦というメイショウチタン(牡6歳)だ。
「3走前のオープン特別・オーロC(11月13日/東京・芝1400m)では、ハナをきって2着(11番人気)に粘り込んで穴をあけました。その後の2戦、2走前のGII阪神C(12月24日/阪神・芝1400m)では、3コーナーで他馬に寄られて下がる不利があって15着。前走のオープン特別・淀短距離S(1月9日/中京・芝1200m)は、スプリント戦で忙しく8着。ともに凡走の理由ははっきりしているので、巻き返しが期待できます。
同馬を管理する本田優調教師は、かねてから『理想は1400m』と言っており、距離延長でスムーズに運べれば、今回は展開と馬場の利も得られるはず。2年前のレースでは6着に終わりましたが、当時よりメンバーはラクになっていますから、馬券圏内に入るチャンスは大いにあると思います」
アッと驚くような高配当も見込める今年の阪急杯。ここに名前を挙げた穴馬2頭も、おさえておいて損はないかもしれない。
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