阪神JFはビッグボーナスを得るチャンス。狙いは過去に数多くの好走例がある2パターンから導いた穴馬候補 (3ページ目)

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 リバーラもまた、新馬戦3着のあと、未勝利で初白星をマーク。前走のGIIIファンタジーS(11月5日/阪神・芝1400m)では10番人気の低評価だったが、先手を奪うとリズムよく運んで、鮮やかな逃げ切り勝ちを収めた。

 重賞の勝ち馬であることを考えれば、本来なら3頭とも上位人気を争ってもおかしくないが、今回は先述したラヴェルと、同じくアルテミスSで2着となったリバティアイランドが下馬評では抜けている。その分、ここでは実績のわりには人気薄となりそうだが、過去例に挙げた馬たちと同様、いずれも前評判以上の激走を果たしても不思議ではない。

 ちなみに、過去5年の阪神JFではファンタジーSの勝ち馬が3頭、馬券に絡んでいる。こうした状況を踏まえると、リバーラにより食指が動く。

 若き2歳牝馬がしのぎを削るGIの舞台。まだ経験の浅いメンバーの争いゆえ、波乱の要素は十分にある。ここに挙げた面々のなかに、その一端を担う馬がいるかもしれない。

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