【競馬】来春のクラシックに挑む、2歳牝馬ランキング発表! (2ページ目)

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   今回評価が高かったのは、ここ最近、アユサン(2013年桜花賞馬)、レッツゴードンキ(2015年桜花賞馬)など、のちのクラシック勝ち馬を次々に輩出している「アルテミスS組」。1位は、同レースで2着に終わったものの、"負けて強し"という内容を見せたメジャーエンブレムだった。

木南友輔氏(日刊スポーツ)
「『来年の桜花賞を勝ちたい』とルメール騎手が惚れ込む逸材。牡馬のような好馬体が非常に印象的で、新馬、500万条件のアスター賞(9月12日/中山・芝1600m)を連勝しました。アルテミスSでは、先に抜け出したところを、大外から差し切られてしまいましたが、負けても評価が下がることはありません」

吉田順一氏(デイリー馬三郎)
「ダイワメジャー産駒らしい、筋肉質かつグラマーな体つきで、完成度の高い馬です。レースでは、鞍上の指示に逆らうことなく、上質のスピードと卓越した先行力が際立っています。馬格や血統面からもわかるとおり、パワーも兼ね備えており、時計がかかるタフな舞台でも崩れないタイプでしょう。阪神JFや桜花賞では、時折向かい風が強くなってタフな舞台になりますが、そうした状況にあっても、しっかりと結果を残せそうです」

市丸博司氏(パソコン競馬ライター)
「アルテミスSは、早め先頭で『勝った』と思ったところを、馬体を離した大外から差し切られたもの。2着に敗れたとはいえ、価値あるレースだったと言えます」

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