M・デムーロが語るドゥラメンテ「今まで乗った中で一番強い」 (2ページ目)

  • 新山藍朗●構成 text by Niiyama Airo

――騎乗以外の部分はいかがですか。日本での生活というか、日本競馬の環境には慣れましたか。

「JRAは(騎手に対する規則や規制が)すごく厳しいね。ボクはいまだに、日々緊張して過ごしているよ(笑)。競馬の騎乗前に行なわれる身体検査などは、相当厳しくチェックされる。それに、携帯電話ね。例えば、土曜日に阪神競馬場で騎乗して、日曜日には中山競馬場で騎乗する場合、土曜日のレース後に新幹線で移動するでしょ。そのとき、たまたま携帯電話でレースの情報などを見ていたとしても、他の誰かに『あの人、携帯電話を使っていましたよ』と告発されたら、(レース前日は外部と連絡をとってはいけないため)処分の対象になるかもしれない。でも、厳しいのはいい。すごく大事なことね」

――さて、この夏には『サマージョッキーシリーズ』()のチャンピオンに輝きました。初めて日本の夏競馬を通しで戦って、印象に残っていることはありますか。
※夏競馬を盛り上げるために2006年から行なわれている重賞のシリーズ戦。6月~9月に開催される指定重賞での成績をポイント化し、その総合得点を競うもの。芝のスプリント戦(1000m~1200m)を対象にしたものが『サマースプリントシリーズ』、芝1600m戦を対象にしたものが『サマーマイルシリーズ』、芝2000m戦を対象にしたものが『サマー2000シリーズ』。そして、それらすべてのレースを対象にしたものが『サマージョッキーズシリーズ』。

「函館がよかったね。ボク、ウニ丼が大好き! 1週間函館にいて、毎日、ウニ丼、ウニ丼、ウニ丼、たまにスープカレーで、またウニ丼って(笑)。函館は、食べ物がめっちゃ美味しかったね。競馬では、その函館競馬場をはじめ、福島、新潟、札幌と、まだ騎乗経験のなかったJRAの競馬場で乗ることができたのが、とにかくよかった。それぞれで勝つこともできた。これで、JRAの全部の競馬場で勝利を記録したことになる。一人前になれた感じ? すっごいうれしかったよ」

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