【競馬】皐月賞に挑む有力馬「2015年3歳牡馬ランキング」 (4ページ目)
4位も前回同様、ドゥラメンテ(牡3歳/父キングカメハメハ)。ここまで底を見せていないだけに、依然高い支持を集めている。
木南氏
「荒削りな走りが魅力。5馬身差をつけて圧勝したセントポーリア賞(2月1日/東京・芝1800m)のパフォーマンスから、能力はGI級と見ています」
吉田氏
「秘める脚力は世代トップクラス。スムーズな競馬ができれば、一発あっても不思議ありません」
5位も、前回と同じ。弥生賞2着のブライトエンブレム(牡3歳/父ネオユニヴァース)がランクインした。
市丸博司氏(パソコン競馬ライター)
「弥生賞では2着に敗れたものの、勝ったサトノクラウンよりも内容のある競馬を披露。指数(※)でもこの馬が最上位です。このまま人気の盲点であり続けてくれるなら、馬券的にはかなり面白い存在になるのではないでしょうか」
※市丸氏が独自に編み出したTF(タイムフィルター)指数。
さて、惜しくもランクインはならなかったが、今回大きくポイントを伸ばしたのが、スプリングSの覇者キタサンブラックだ。
市丸氏
「スプリングSのようなスローの展開になれば、この馬の先行力は脅威です。特に皐月賞では、軽視するのは禁物だと思います」
前哨戦では、人気薄の馬たちが台頭した牡馬戦線。はたして本番の皐月賞も“大荒れ”となるのか、それとも、ここに挙げた有力馬たちが実力を示すのか。熾烈な争いから目が離せない。
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