プロテストに一発合格! 330ヤード飛ばす人気YouTuber・尾崎翔太が目指すはツアープレイヤー (2ページ目)

  • 中山真甫●取材・文 text by Nakayama Maho

【「プロテスト通っているの?」ってよく聞かれるので「じゃあ通ってやるよ」と(笑)】

――尾崎プロは去年、ランバン スポール主催のゴルフ系クリエーターのトーナメントでも優勝されていましたね。

「去年は優勝する自信がありました。今年は負けてしまいましたが、敗因は自滅です(笑)。トーナメントは9ホールのマッチプレーで戦うのですが、9ホールはきついですよ。巻き返すのは難しかったです」

――昨年の決勝の相手は、同じ『Sho-Time Golf』の姜秀一さんでした。姜さんをはじめ、一緒に動画に出演されている浅野勝也さん、エンター豊田さんとの出会いを聞かせてください。

「(浅野)勝也はアメリカの留学先が一緒で、高校時代からの付き合いです。姜(秀一)は知り合いの知り合いがゴルフに誘ってくれて一緒に回ったのがきっかけです。ゴルフも飛ばすし、話も本当に面白くて(笑)。初めて会った日にラウンドしたのですが、ランチの時に笑いすぎて、後半ゴルフにならなかったのを覚えています。エンター(豊田)は動画の企画で知り合いました。僕と姜がエンターを含むドラコンプロとゴルフで対戦する企画でした。そこから仲良くなって、定期的にYouTubeに出てもらうようになりました」

――姜さんの飛距離もすごいですもんね。姜さんと尾崎さん、どちらの方がお上手なんでしょう。

「今だと...僕じゃないですかね。プロですから(笑)」

――ここからはゴルフのお話を伺います。尾崎プロといえば、昨年のプロテストでの一発合格が印象的です。

「プロテストの時、OBを結構打っちゃって(笑)。2日目で合格圏外に落ちてしまったんですが、何とか3日目で盛り返しができたのでよかったです」

――そもそも、なぜ今までプロテストを受けていなかったんですか?

「日本だとプロテストに受かってすぐツアーに出られるわけでもないので、あまり意味がないのかなって。QT※も通らなきゃいけませんし。でも『尾崎さんはプロテストに通っているの?』って本当によく聞かれるので、そんなに聞かれるなら『じゃあ通ってやるよ』と(笑)。受かる自信はありましたから」
※QT(クォリファイングトーナメント。ツアーや下部ツアーの出場権を争う予選会)

――そして有言実行のプロテスト一発合格。今はどれくらいの頻度でラウンドされているんですか?

「試合がある時は週の半分以上ラウンドしていますね。冬の時期はあまりラウンドしていませんが、ラウンドがない日もゴルフ場に来て2〜3時間は練習していると思います」

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