三ヶ島かなが伝授する、真っ直ぐ飛ぶドライバーショットを打つ方法

  • 古屋雅章●取材・構成 text by Furuya Masaaki
  • photo by Getty Images

悩めるアマチュアゴルファーへ
人気女子プロがとっておきのアドバイス
三ヶ島かな編
レッスン1.曲がらないドライバーショット

人気女子プロが、アマチュアゴルファーが抱える問題や悩みを解消してくれる実践レッスン企画。今回のテーマは、38歳・男性Wさんから届いた「ドライバーショットの際、どうしてもスライスしてしまいます。曲がらない打ち方を教えてください」というもの。このアベレージゴルファーの多くが抱える悩みについて、三ヶ島かなプロが的確なアドバイスをしてくれた――。

この記事に関連する写真を見る  ドライバーショットにおいて、アマチュアの人の多くがスライスに悩まされています。その原因はふたつあって、ひとつはダウンスイングで体が開いてしまい、フェースが開いたままボールを捕らえてしまうからです。体が開くのは、よく「ヘッドアップ」と言われるように、インパクトの前に顔が上がってしまうのが原因です。

 ヘッドアップしないためには、意外かもしれないけど、お腹に力を入れることに意識を注いでみてください。そうすることで、スイング中の前傾姿勢が保たれます。その結果、顔も上がらず、スライスもかなり抑えられるようになると思います。

 スライスの原因のふたつ目は、インパクトで体重が右足に残ることです。ドライバーはボールを上げたくなるし、クラブが長くてヘッドが戻りづらいので、体重が右に残ってフェースが開いてしまうことが多いんです。

 そこで、まずは短いクラブで、インパクトで左足に重心を移すスイングを身につけましょう。ウェッジのようなロフトが大きくて短いクラブなら、ボールを上げようとは思わないし、詰まることなく振れるので、スムーズに重心を左足に移すことができます。

 そうして、徐々に長いクラブで打つようにして、最後はドライバーでも、インパクトの際に左足へとスムーズに重心が移せるようにしていきましょう。

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