【ゴルフ】韓国代表監督が教える、「手打ち」を防ぐアドレスの作り方 (3ページ目)
では、近すぎず、遠すぎないボールとの距離を確保するには、どうすればいいのか。
写真⑦/グラブヘッドをボールに合わせて、正しい距離を計測する。
写真⑧/グリップの先端が左足かかとにくるのが最適な距離。 体型などによって個人差は多少ありますが、基本的にはクラブを使って計測するといいでしょう。クラブヘッドをボールに合わせて、体に向かって直線上にグラブを置いたときに(写真⑦)、グリップの先端が左足かかとの内側あたりに来るのが最適な距離と言えるでしょう(写真⑧)。
写真⑨/グリップの先端が左足かかとより前に来たら、ボールとの距離は遠すぎ。 その際、グリップの先端が左足のかかとより前のほうに来ていたら、ボールとの距離が遠すぎます(写真⑨)。
写真⑩/グリップの先端が左足かかとより後方に来たら、ボールとの距離が近すぎ。 逆に、グリップの先端が左足かかとよりも後ろに来ていたら、ボールとの距離が近すぎる、ということになります(写真⑩)。
ボールとの適切な距離が取れたところで、いよいよ本格的なアドレスに入ります。その説明は次回にお話させていただきます。
(つづく)
ハン・ヨンヒ(韓然熙)
1960年2月1日生まれ。1980年5月からゴルフをはじめ、1988年5月にKPGA(韓国プロゴルフ協会)プロテストに合格。同年からツアー生活を送るも、腰のケガなどもあって1995年、ツアー生活に終止符を打ち、指導者に転身。済州(チェジュ)観光大学、済州高等学校、ピボン中学・高校のゴルフ部監督を歴任し、2003年から2011年までKGAの国家代表総監督を務める。その間、KLPGA(韓国女子ゴルフ協会)指導者賞、KGA指導者賞を受賞し、2011年には体育勲章である「猛虎章」を授与された。
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