久保建英、レアルに逆転負けも現地紙は激賞「スーパーゲームを演じた世界レベルのスター」 (3ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • 中島大介●撮影 photo by Nakashima Daisuke

「久保はベルナベウで"博士号を取得"した。スーパーゲームを演じ、危険を作り出した。世界レベルのスター選手と言えるだろう」

 スペイン大手スポーツ紙『アス』も、ほとんど手放しの賞賛を送っている。負けたチームの選手であるにもかかわらず、それだけ異彩を放っていた。

「ラ・レアルが得点チャンスに恵まれなかった試合など記憶にない」

 久保はそう言う。その自負が自信になり、チームを牽引し、太々しいまでに敵を凌駕するプレーになるのだろう。一流選手の気骨で、歴史を変えられるか――。

 9月20日、久保はホームでのチャンピオンズリーグ初戦、インテル戦に挑む。
 

久保建英や鎌田大地、三笘薫など日本人選手の活躍にも期待!
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プロフィール

  • 小宮良之

    小宮良之 (こみやよしゆき)

    スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。

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