久保建英の先制弾を現地紙が絶賛 「マークを外す動き」でゴール量産へ (3ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • photo by Mutsu Kawamori/MUTSUFOTOGRAFIA

 一方でロシア代表の20歳アタッカーで「ケビン・デ・ブライネを彷彿とさせる」というアルセン・ザハリャン(ディナモ・モスクワ)を移籍金1200万ユーロ(約18億円)で契約内定と報じられる。他にもまだ数人は出入りがありそうで、新チームの全貌が見えるのはこれからだ。

 芝生の問題もあるなかで、序盤戦をどう凌ぎきるか。

 久保はチームを双肩に担うことになる。それに値する選手になっている。苦しいなかで自らのゴールで勝ち点を稼ぐのは、エースの証明だ。
 

プロフィール

  • 小宮良之

    小宮良之 (こみやよしゆき)

    スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。

3 / 3

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る