江坂任は今。韓国で奮闘するチャンスメーカーの苦悩「100%にはほど遠いパフォーマンス」 (3ページ目)

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki
  • photo by Naoki Nishimura/AFLO SPORT

 もちろん、江坂本人は自身の出来について、「まだまだ全然。自分の100%には程遠いパフォーマンスだなって感じます」と辛口評価。ケガの影響もあったとはいえ、12試合出場1ゴールという成績に、満足しているはずもない。

 しかし、初の海外暮らしにも「生活はもうだいぶ慣れたし、言葉もプレーに関しては問題ないぐらいにはしゃべれるようになった」と江坂。

 だからこそ、「やっぱりプレーをもうちょっと充実させたいなっていうところが一番なので。チームは首位に立って(2位との)勝ち点もだいぶ空いているので、そこで(調子のいいチームに)自分をうまく融合させられればなと思います」と、シーズン後半でのさらなる活躍を期している。

 Kリーグ王者のトップ下として、徐々に持ち前の攻撃センスを披露し始めたアタル。本領発揮はまもなくである。

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