W杯優勝メンバーが元チームメイト、強盗に銃を突きつけられたことも... アルゼンチンでプロ契約した日本人が語るサッカー大国のリアル (5ページ目)

  • 栗原正夫●文 text by Kurihara Masao
  • photo by Goto Kou

「ただその前に、リニエルスは今季の前期リーグを2位(10勝4分け4敗)で終えているので、まずは3部に昇格(上位4位以内)すること。もともと3部でプレーしていたので、最低でもそこに戻りたい。もちろん、チームに復帰したからといって、すぐに試合に出られるとは思っていませんが、5点くらいはとれたら......。アルミランテのデビュー戦でゴールを決めた時には『ついにオレの時代がきた』って思ったんですが、それを境にどんどん衰退しているので、ここからリベンジしたいですね」

プロフィール
後藤航(ごとう・こう)
1996年4月12日生まれ。神奈川県鎌倉市出身。帝京第三高を卒業後、アルゼンチンへ。アルヘンティノス・ジュニアーズのユースチームなどを経て、2018年7月にアルゼンチン3部のアルミランテ・ブラウンとプロ契約。2018年10月、デビュー戦となった2018-19シーズン第13節のホームでのトリスタン・スアレス戦に70分から途中出場すると、80分に一時勝ち越しとなるプロ初ゴールをマーク。その後、デポルティーボ・メルロ(4部)などを経て、2022年よりデポルティーボ・リニエルス(4部)に所属する

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