マンチェスター・C、パリSGからアーセナルや三笘薫奮闘のブライトン......。欧州サッカー後半戦、注目チームの最新フォーメーション (4ページ目)

  • 井川洋一●文 text by Igawa Yoichi

【リバプール】

プレミアリーグ:10位
(20試合/8勝5分7敗/34得点28失点/勝点29)

チャンピオンズリーグ:グループA2位通過
(6試合/5勝1敗/17得点6失点/勝点15)
ラウンド16でレアル・マドリードと対戦

この記事に関連する写真を見るFW:ヌニェス(ディアス)、ガクポ(フィルミーノ)、サラー(ジョタ) 
MF:チアゴ(エリオット)、ヘンダーソン(ケイタ) 
MF:ファビーニョ(バイチェティッチ) 
DF:ロバートソン(ツィミカス)、コナテ(ゴメス)、マティプ(ファン・ダイク)、アレクサンダー=アーノルド(ミルナー) 
GK:アリソン(ケレハー)

 昨季に4冠に迫りながら2つの国内カップ獲得に留まったチームは、その疲れなのか、モチベーションの低下なのか、かつての常勝軍団の面影を完全になくしてしまった。

 CLでは悠々とグループを突破したものの、国内ではリーグ戦で10位に沈み、リーグカップでは宿敵シティに敗れ、FAカップでは三笘薫の逆転ゴールによりブライトンに敗退。CL16強の相手がレアル・マドリーであることを考えると、すでにすべてのタイトルの可能性が極めて低くなってしまっている。

 夏に放出したサディオ・マネの喪失感は大きく、後釜候補に獲得したダルウィン・ヌニェスはまだまだ代役になれていない。さらにルイス・ディアスとディオゴ・ジョタが離脱中の前線に、カタールW杯で活躍したコーディ・ガクポを迎えたものの、今年のリーグ戦ではいまだ白星に恵まれていない。

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