高校サッカー選手権で注目のGK&DF。「ワンランク上」の違いを見せる11人 (11ページ目)
京都橘のDF池戸柊宇 photo by Morita Masayoshiこの記事に関連する写真を見る池戸柊宇
いけど・しゅう(DF/3年/京都橘・京都府/181cm、73kg)
「今年の京都橘は点が取れないことが課題だったのですが、夏以降は2トップが前からプレスをかけたり、スペースに飛び出す機会が増えて、CKを取る回数が増えていきました。その結果、池戸選手のヘディングシュートが開花し点が取れるチームになった。
憧れとして挙げるのが、鹿島アントラーズの関川郁万。中学1年生の時に選手権で関川のヘディングの強さを見て、この人になりたいと思ったみたいです。関川も選手権決勝で点を決めていたので、彼の得点にも期待したいですね」(森田氏)
<土屋雅史氏の注目選手>
GK:雨野颯真(前橋育英)、高村裕(早稲田実)、中村圭佑(静岡学園)
DF:山本虎(青森山田)、長谷川幸蔵(明秀日立)、佐藤凛音(市立船橋)、西村想大(近江)、田辺幸久(大津)
<森田将義氏の注目選手>
GK:平塚仁(岡山学芸館)、森本真幸(東海大仰星)、尾崎巧望(米子北)
DF:吉永夢希(神村学園)、藤井葉大(飯塚)、西口大稀(立正大淞南)、金山耀太(近江)、池戸柊宇(京都橘)
高校サッカー注目チーム紹介
神村学園 西村道人&名和田我空
【インタビュー動画】↓↓
著者プロフィール
土屋雅史 (つちや・まさし)
1979年生まれ。群馬県出身。早稲田大学法学部を卒業後、2003年に株式会社ジェイ・スカイ・スポーツ(現ジェイ・スポーツ)へ入社し、「Foot!」ディレクターやJリーグ中継プロデューサーを歴任。2021年からフリーランスとして活動中。近著に「高校サッカー 新時代を戦う監督たち」(東洋館出版)
森田将義 (もりた・まさよし)
1985年、京都府生まれ。10代の頃から、在阪のテレビ局でリサーチとして活動。2011年からフリーライターとしてU-18を主に育成年代のサッカーを取材し、サッカー専門誌、WEB媒体への寄稿を行なう。
【トーナメント表】第102回全国高校サッカー選手権
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