高校サッカー選手権で注目のGK&DF。「ワンランク上」の違いを見せる11人 (4ページ目)

  • 土屋雅史、森田将義●取材・文

青森山田のDF山本虎 photo by Tsuchiya Masashi青森山田のDF山本虎 photo by Tsuchiya Masashiこの記事に関連する写真を見る山本 虎 
やまもと・とら(DF/3年/青森山田・青森県/183cm、78kg)

「1、2年生時はケガが多くて期待されたような結果が出ないなか、今年はキャプテンに就任。彼のリーダーシップが青森山田に与えた影響は大きく、松木玖生(FC東京)とか、藤原優大(FC町田ゼルビア)みたいに声で引っ張るタイプのキャプテンではないのも面白いです。

 正木昌宣監督が『チームのなかで一番信頼されているのは虎』と話していました。ある意味、生粋のリーダーというか、自然とみんなが集まってくるリーダーシップを持っています」(土屋氏)

「のほほんとしているイメージがあります。早生まれなので昨年の国体に選ばれていたのですが、1個下の選手にいじられている姿が印象的でした。選手としての特徴は左右両足での正確なフィード。あとはプレミアリーグでもチーム2位の7得点を取っています。今年の青森山田は190cmの小泉佳絃選手を含めた両センターバック(CB)がかなり強力です」(森田氏)

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