高校サッカー選手権で注目のGK&DF。「ワンランク上」の違いを見せる11人 (3ページ目)

  • 土屋雅史、森田将義●取材・文

静岡学園のGK中村圭佑 photo by Tsuchiya Masashi静岡学園のGK中村圭佑 photo by Tsuchiya Masashiこの記事に関連する写真を見る中村圭佑 
なかむら・けいすけ(GK/3年/静岡学園・静岡県/187cm、85kg)

「静岡学園のGKなので足元のうまさはもちろんありますが、反応の速さがピカイチ。守備範囲が広く、1対1で相手の足元に飛び込んでいくスピードと思いきりはかなりあります。

 今年はキャプテンをやっているのが大きなポイント。チームの基準を上げるため、お互いが要求し合える環境を作りたいと春先に言っていましたが、神田奏真選手と高田優選手が『圭佑がいるから、高め合えた』と話していました」(土屋氏)

「シーズン途中から主力の離脱者がかなり出て、DFラインが変わり続けたなか、最終節までプレミアリーグ優勝の可能性を残せたのは、ずっと稼働し続けた中村選手の影響力が大きかった。すごくたくましくなった気がします」(森田氏)

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