高校サッカーインターハイで全国屈指のMF&FW8人「アジアMVP」「強烈な突破力と得点力」「規格外のボランチ」など (8ページ目)

  • 森田将義、吉田太郎●文・写真
  • text&photo by Morita Masayoshi, Yoshida Taro

神村学園のFW西丸道人神村学園のFW西丸道人この記事に関連する写真を見る西丸道人 
(にしまる・みんと/神村学園/FW/3年/169cm、68kg)

 持ち味は前線から献身的に相手を追い掛けるチェイシング。相手のミスを高い位置で拾うと、パンチのあるシュートでゴールネットを揺らす。

「初めて負けられないなという戦いが選手権だった。あの時はいつもと違うメンタリティーで試合をして、今までの自分とはひと味違う気持ちでプレーできた」と振り返る昨年度の選手権では、4強入りに貢献。掴んだ手応えは鋭い得点感覚につながっていて、今季のプレミアリーグWESTでは2度のハットトリックを達成するなどゴールラッシュを繰り広げる。

 ボックスタイプのイメージが強かったが、前線でポストプレーをこなすなど強さもついてきた。複数のJクラブが獲得に動くストライカーは、初の日本一しか見えていない。

プロフィール

  • 森田将義

    森田将義 (もりた・まさよし)

    1985年、京都府生まれ。10代の頃から、在阪のテレビ局でリサーチとして活動。2011年からフリーライターとしてU-18を主に育成年代のサッカーを取材し、サッカー専門誌、WEB媒体への寄稿を行なう。

  • 吉田太郎

    吉田太郎 (よしだ・たろう)

    1976年、千葉県生まれ。2000年から金子達仁氏主宰、スポーツライター養成講座「金子塾」で活動。スポーツ新聞静岡支局記者などを経て、2007年よりサッカーメディア「ゲキサカ」(講談社)で編集記者。U-18の育成年代を中心に、サッカーの取材、執筆、撮影を行なう。

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