高校サッカーインターハイで全国屈指のMF&FW8人「アジアMVP」「強烈な突破力と得点力」「規格外のボランチ」など (5ページ目)

  • 森田将義、吉田太郎●文・写真
  • text&photo by Morita Masayoshi, Yoshida Taro

桐光学園のMF松田悠世桐光学園のMF松田悠世この記事に関連する写真を見る松田悠世 
(まつだ・ゆうせい/桐光学園/MF/3年/166cm、61kg)

 2019年以来の優勝を狙う神奈川王者の両翼は、今大会屈指の破壊力だ。高速ドリブルでゴールを強襲する左のMF齋藤俊輔(3年)と右のレフティードリブラー松田。ともに強烈な突破力と得点力が魅力だが、なかでも松田は10番を託されたU-17日本高校選抜で活躍するなど、高いレベルでも印象的なパフォーマンスを見せてきた。

 下級生時にはスピード、フィジカル面で苦戦を強いられていたものの、体力面が向上。自信を持って「オレにボールを出せ」と要求し、ドリブルと左足から繰り出すスルーパス、プレースキック、シュートで決定的なプレーを続けている。

 前回優勝時のエースは、FW西川潤(現サガン鳥栖)。同じ左利きの10番が、桐光学園を再び日本一へ導く。

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