FC東京は監督交代で攻撃的になるか カギは相手ボール時の対応と渡邊凌磨の多機能性 (3ページ目)

  • 杉山茂樹●文 text by Sugiyama Shigeki
  • 木鋪虎雄●撮影 photo by Kishuku Torao

 今季、背番号は23から11に変更。期待値の上昇は背番号の数字に表れている。だが、実際には7番の匂いもすれば8番の匂いもする。10番としても通る。監督にとってまさに使い勝手がいい選手。

 蛇足ながら、渡邊凌磨はフルネーム呼びがよく似合う選手でもある。田中碧と似たような感じか。その多機能で今日的なプレーに目を凝らしたい。

プロフィール

  • 杉山茂樹

    杉山茂樹 (すぎやましげき)

    スポーツライター。静岡県出身。得意分野はサッカーでW杯取材は2022年カタール大会で11回連続。五輪も夏冬併せ9度取材。著書に『ドーハ以後』(文藝春秋)、『4-2-3-1』『バルサ対マンU』(光文社)、『3-4-3』(集英社)、『日本サッカー偏差値52』(じっぴコンパクト新書)、『「負け」に向き合う勇気』(星海社新書)、『監督図鑑』(廣済堂出版)、『36.4%のゴールはサイドから生まれる』(実業之日本社)など多数。

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