北澤豪が語る30年前のJリーグ誕生秘話「骨折していたけど、スパイクの裏に特注で鉄板を入れて開幕戦のピッチに立った」 (6ページ目)

  • 戸塚 啓●取材・文 text by Totsuka Kei
  • 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki, Getty Images

── 見てきたものが違うから、価値観も違うのでしょうね。

「その変化が、僕にはとても面白かった。歴史を積み重ねていくのは人で、違った価値観や視点を持った人が出てくることで、新しい時代が作られる。日本サッカーの進化というのを、目の当たりにしていきましたからね」

◆北澤豪・後編>>Jリーグの未来図「10年後もカズさんには現役でプレーしてほしい」


【profile】
北澤豪(きたざわ・つよし)
1968年8月10日生まれ、東京都町田市出身。修徳高から本田技研工業サッカー部を経て1991年に読売クラブへ加入。圧倒的なスタミナを武器に「中盤のダイナモ」としてヴェルディ黄金時代を支える。日本代表58試合3得点。2002年に現役引退後はサッカー解説者を務めるかたわら、サッカーの普及活動にも尽力中。現在は日本サッカー協会参与、フットサル・ビーチサッカー委員長、日本障がい者サッカー連盟会長。

プロフィール

  • 戸塚 啓

    戸塚 啓 (とつか・けい)

    スポーツライター。 1968年生まれ、神奈川県出身。法政大学法学部卒。サッカー専誌記者を経てフリーに。サッカーワールドカップは1998年より7大会連続取材。サッカーJ2大宮アルディージャオフィシャルライター、ラグビーリーグワン東芝ブレイブルーパス東京契約ライター。近著に『JFAの挑戦-コロナと戦う日本サッカー』(小学館)

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