ガーナ戦に福田正博が叫ぶ。「3バックか4バック、どちらかに絞れ」 (4ページ目)
それによって西野監督が目指す「攻撃的なサッカー」に近づける。ただ、W杯で勝ち点を奪うにためには「攻撃的」という言葉に縛られてはいけない。ガーナ戦では3−4−2−1の両サイドのMFができるだけ下がらないようにしていたが、試合状況によって5−4−1で守るべき時間帯は必ずやってくる。
5バックになることが「守備的」と捉えられてしまうこともあるが、最も避けるべきは、相手にサイドを攻められてDFラインが下がること。そこでしっかりボールを奪い、最終ラインから全体を押し上げるような攻めができれば、自ずと相手陣内に押し込む展開ができるようになるだろう。
西野監督には、ガーナ戦で掴んだ手ごたえ、見えた課題を生かして、ヨーロッパ合宿でチームをブラッシュアップさせていってほしい。その先に、グループリーグでの勝ち点獲得が見えてくるはずだ。
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