昇格逃したV・長崎。主将の佐藤由紀彦が語る「戦いは終わらない」 (3ページ目)
佐藤は愚直に走り続ける。“ベテランとして”などという余計な気負いはない。要するに、サッカー小僧のままなのだ。
「“サッカーを楽しむ”なんて、俺はそんな悟りの境地に入っていない。日々、下手くそさを実感していますよ。まだまだ上手くなりたい。そして、“きっと上手くなれる”、そう信じられる自分がいるんです。まだまだ伸びしろはあるなって。だから俺はこれからも真っ向勝負ですよ!」
それは己との戦いなのだろう。2014シーズンも、佐藤は正々堂々の戦いを挑む。
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