U-22代表レフティ・山本理仁が見据えるパリ五輪、そして夢の海外移籍「オンリーワンのものを追求していけば...」 (5ページ目)

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki
  • photo by AFLO

── 森保一監督も同じように感じたから、A代表は新たなスタイルに取り組み始めたのだと思います。

「だから、対等に戦えるとか、ボールを持って戦えるとか、そういったスキルをチームとして身につけなきゃいけないんだと、個人的に感じました。そういったチームを自分が作れるように、ボールを持って戦えるチームの中心にいられるように、そうならなきゃいけないなっていうのは、自分が思ったことです」

── パリオリンピックが、その舞台になるといいですね。

「(昨年の)ワールドカップに出た選手も、多くが東京オリンピックで活躍していますからね。パリオリンピックは注目が集まる大会なので、ステップアップのためには大事な舞台だなって思っています」

<了>


【profile】
山本理仁(やまもと・りひと)
2001年12月12日生まれ、神奈川県相模原市出身。東京ヴェルディジュニア→ジュニアユース→ユースを経て、2019年の高校2年時に飛び級でトップチームに昇格。同年5月のV・ファーレン長崎戦でJリーグデビューを果たす。2022年7月にガンバ大阪に完全移籍。U-15から各年代の日本代表に選出されており、昨年はドバイカップU-23優勝やU23アジアカップ3位に貢献。ポジション=MF。身長179cm、体重73kg。

プロフィール

  • 浅田真樹

    浅田真樹 (あさだ・まさき)

    フリーライター。1967年生まれ、新潟県出身。サッカーのW杯取材は1994年アメリカ大会以来、2022年カタール大会で8回目。夏季五輪取材は1996年アトランタ大会以来、2020年東京大会で7回目。その他、育成年代の大会でも、U-20W杯は9大会、U-17W杯は8大会を取材している。現在、webスポルティーバをはじめとするウェブサイトの他、スポーツ総合誌、サッカー専門誌などに寄稿している。

5 / 5

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る