飛び級で東京五輪、20歳でA代表入り。松岡大起の次なるステップは「プレミアリーグで活躍したい」 (5ページ目)

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki
  • photo by AFLO

---- パリオリンピックはもちろん、その後のワールドカップ出場なども含め、今後の自身のキャリアをどう思い描いていますか。

「自分のなかでは、まずは自チームでしっかり活躍して海外へ行き、そのなかでステップアップして、より激しい場所で戦うっていうところは目標として持っています。

 自分の目標はプレミアリーグでやることなので、そういった高いレベルで試合に出て、自分を表現し続けることがパリオリンピックだったり、ワールドカップだったりに呼ばれることにつながると思うので。そのためにも、まずは自チームで活躍し続けることがすべてなのかなって思います」

---- 松岡選手にプレーしたいと思わせる、イングランド・プレミアリーグの魅力とは何ですか。

「レベルの高い選手が一番多いのがプレミアリーグじゃないかなって思っています。すごくプレーが激しく、強度が高く、また展開が速いので、見ていてもおもしろいですし、実際にやったら、もっとおもしろいんじゃないかなって思うので。自分もこういうところでやりたいなっていうのは、高校生ぐらいから思い始めていました。

 一番レベルが高いリーグで自分自身を表現し続けられるのがすごい選手だと思いますし、自分の特長をすべて出し、そこで活躍していきたいなって思います」


【profile】
松岡大起(まつおか・だいき)
2001年6月1日生まれ、熊本県熊本市出身。サガン鳥栖のアカデミー出身で、2019年6月にクラブ初の高校3年生でトップ昇格を果たす。ルーキーイヤーから先発の座を掴んだのち、2021年8月に清水エスパルスへ完全移籍。日本代表ではU−17から各年代で呼ばれ、2019年のトゥーロン国際大会に参加するU−22には飛び級で招集された。2022年1月、20歳にしてA代表に初選出。ポジション=MF。身長170cm、体重65kg。

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