セルビア戦0-2も当然。勇気を失ったザックジャパン (3ページ目)
最終的な勝敗はともかく、このくらいの相手ならばもっとボールポゼッションで上回り、優勢に試合を進められていい。実際、何本もパスをつないで攻め、一度はね返されてもセカンドボールを拾って攻め直す、そんな時間帯をわずかだが作ることもできていた。
ザッケローニ監督は試合を前に「アウェーゲームであろうとも、いつも通り『勇気とバランス』を持って試合をしようと選手たちには話をした」という。そしてまた、「選手はその通りにやってくれた」とも。
しかし、その言葉を素直に受け取ることは難しい。同じ無得点で終わるにしても、恐れることなくパスをつなぎ、もっと試合を支配することはできたはずだ。
この敗戦の原因を「決定力不足」で片づけてしまったら進歩はない。
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