バナナアートや腕相撲、マジックで猛アピール! 巨人マスコットガール「ヴィーナス」のオーディションで個性を発揮した女性たち (3ページ目)

  • 武松佑季●取材・文 text by Takematsu Yuki
  • 村上庄吾●写真 photo by Murakami Shogo/神谷年寿●動画 movie by Kamiya Toshihisa

【腕相撲で男性審査員に勝利】

 東京ドームでの売り子経験者で自社ビール売上1位になったことがある、萩原ほのかさんはこう話す。

「二次審査後は自分でスタジオを借りて一日練習したり、歩いている時や電車のなかでもどういうことをお話ししようかなとかいろいろ考えながら毎日過ごしてました。緊張したんですけど、審査員の方の目を見て、楽しくできたかなと思います。(結果発表は)とてもドキドキしています」

ビールの売り子経験をアピールした萩原ほのかさんビールの売り子経験をアピールした萩原ほのかさんこの記事に関連する写真を見る 参加者のユニークな特技のおかげだろうか、徐々に審査員含め、全体的に和やかな空気になっていく。

 なかでも会場の空気を一変させたのが、鹿児島県出身の現役女子高生(現在3年生/2024年春卒業予定)の善はるなさんだ。彼女は今回のオーディションで最年少、さらに、もっとも遠くから会場にやってきた参加者だ。特技披露では腕相撲が強いということで、男性審査員と勝負することに。そしてみごとに勝利。

「(腕相撲相手は)だいぶ強かったです。本当は女の子にしか勝ったことがなかったんですけど、(オーディションでは)『誰にも負けたことがない』って言っちゃったんで男性の方とやることになっちゃって(笑)。まわりはみんなお姉さんだったし、オーディション慣れというか、自分をちゃんと見せられていたので、ちょっと不安でした。でも初々しさは出せたかなと思います」

善はるなさんは腕相撲で腕力をアピール善はるなさんは腕相撲で腕力をアピールこの記事に関連する写真を見る

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