PL学園・伝説のコーチが明かす、立浪和義の高校時代とリーダーの資質「先を見る力は群を抜いていた」 (5ページ目)
今年から中日の試合結果を常にチェックしていると語る清水は、名古屋方面からのお客が来ると「立浪を頼みます」と、ひと声かけるようになったという。
「いよいよ交流戦ですね。その初っ端に中村監督の顔を見て、タツも気合が入るでしょう。僕も寿司を持って応援に行かなあかんと思っているんです。おかげで楽しみが増えました」
ここまで(5月23日現在)中日は、3位・広島に5ゲーム差の4位と苦戦を強いられている。それでも若手の積極起用や根尾昂の"二刀流"など、これまでの中日とはひと味違う戦いを見せている。交流戦を機に、チームが飛躍する可能性も十分に考えられる。立浪監督の持ち前のリーダーシップが発揮されるのか。ここからの戦いが楽しみでならない。
(文中敬称略)
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