MLBポストシーズン開幕。ダルビッシュ有、菊池雄星、プホルス...ワイルドカード進出の8チームを紹介! (2ページ目)

  • 岡本“MOBY”拓也●文 text by Okamoto “MOBY” Takuya
  • photo by AP/AFLO

ケガ人続出も試合巧者ぶりを発揮

◎タンパベイ・レイズ(第6シード) /86勝76敗

【先発予想】
Game1:シェーン・マクラナハン
Game2:タイラー・グラスノー
Game3:ジェフリー・スプリングス

 4年連続ポストシーズン進出もケガ人が続出。正捕手のマイク・ズニーノや外野の中心ケビン・キアマイアーがいないなか、チームをやり繰りしながらなんとか最終スポットを手に入れた。

 ただ投手陣は9月のチーム防御率がリーグ3位と好成績。サイ・ヤング賞候補にも名を連ねた2年目シェーン・マクラナハン、トミー・ジョン手術から間に合いそうなタイラー・グラスノーといった予定されている先発陣が好投すれば、かつてガーディアンズのテリー・フランコーナ監督のもとでコーチをしていたケビン・キャッシュ監督が、さまざまな策を用いて少ないチャンスをものにするだろう。

 打撃陣の期待は右手首を痛め、夏に約2カ月欠場したワンダー・フランコ。復帰以降は打率3割2分台をキープ。10月3日には久しぶりのホームランも放った。

 レイズは強打者が揃うブルージェイズを避けてガーディアンズとの対戦を選び、さらにそこを勝ち抜けば戦い慣れているヤンキースが待つ第6シードをあえて選んだ(ゆえに終盤は負けが先行)のでは......との情報も。

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