大谷翔平のMVPはどの数字を見ても確実。現地メディアの関心は「満票での獲得かどうか」 (4ページ目)

  • 澤良憲●取材・文 text by Sawa Yoshinori
  • photo by NIKKAN SPORTS/AFLO

 大谷は、コミッショナー特別表彰、選手間投票による年間最優秀選手、同ア・リーグ最優秀野手の賞を受けている。『ベースボールダイジェスト』、『ベースボールアメリカ』、『ザ・スポーティング・ニューズ』の老舗スポーツ誌からの「年間最優秀選手」もそれぞれ受賞。そして、冒頭でも述べたようにシルバースラッガー賞も獲得し、すでに7つもの栄誉に輝いている。

 大谷がMVPに選ばれれば、2001年のイチロー(当時マリナーズ)以来、日本人としては2人目の快挙ではあるが、現地ではそれ以上に、今季の「これまで誰もやったことがない」という偉業がどう評価されるかに注目が集まっている。果たして大谷は、現地メディアの予想どおり、満票でのMVP獲得となるのか。18日の発表が楽しみだ。

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