【MLB】ワールドシリーズ伝説のバッターがトウモロコシ畑で逮捕

  • 三尾 圭●協力 text by Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿6

 ボストン・レッドソックスとシカゴ・ホワイトソックスで捕手として活躍し、2000年に殿堂入りを果たしたカールトン・フィスク(64歳)が、飲酒運転をしたとしてトウモロコシ畑で逮捕された。

 トウモロコシ畑の中に不審なクルマが停まっているとの通報を受けた警察官が出動してみると、パンクしたトラックの運転席でフィスクが眠っていた。車内にはウォッカのビンが転がっており、息が酒臭かったために飲酒運転の容疑で逮捕。

 1975年のワールドシリーズ第6戦でフィスクがサヨナラ本塁打を放った場面は、今もメジャーリーグの名シーンとしてテレビで流されている。フィスクが逮捕されたのは、その伝説の日から、37年と1日後のことだった。

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