山本昌が解説するセンバツで光った10人の好投手 「早い段階にプロで活躍できる」「こんなサウスポーがいたのか」と絶賛したのは? (3ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

最速151キロを誇る専大松戸のエース・平野大地最速151キロを誇る専大松戸のエース・平野大地この記事に関連する写真を見る

平野大地(専大松戸/181センチ・84キロ/右投右打)

今春のセンバツではベスト8に進出。さすが投手育成に定評のある持丸修一監督の教え子ですね。最速151キロをマークするそうですが、パワーだけでなく技術も高いと感じます。しっかりと軸足で立って、体重移動で捕手に向かってラインを出せるのでコントロールに苦労することもないでしょう。スライダー、カーブの変化球もしっかりと操れています。あとは体重移動でもう少し勢いよく捕手方向に出ていければ、さらにボールの伸びが出てくるはず。中学まで捕手をしていて投手経験が浅いと聞きましたが、まだまだ投手として伸びる余地を残しています。夏の甲子園でも見たい好素材です。

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