高校通算49本塁打のスラッガーに出塁率7割超えのリードオフマン...センバツで絶対注目の野手10人 (2ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

強肩・強打、さらに俊足も兼ね備える報徳学園の捕手・堀柊那強肩・強打、さらに俊足も兼ね備える報徳学園の捕手・堀柊那この記事に関連する写真を見る堀柊那(報徳学園/捕手/179センチ・74キロ/右投右打)

早くも高校ナンバーワン捕手の呼び声もある逸材。「いい捕手は構えを見ればわかる」というが、この捕手がミットを構えただけで不思議な安心感を覚える。吸い込まれるようなミットさばきは、捕球点でピタッと止められて球審を味方につける。低く伸びていく二塁送球は、試合前の時点で相手ベンチの盗塁意欲を削ぐ破壊力がある。昨秋の近畿大会で打率.588を記録した強打に、50メートル走6秒1の俊足もあり、総合力の高さが魅力だ。昨秋の近畿大会決勝で0対1と惜敗した大阪桐蔭にリベンジを果たし、大会の顔になれるか。

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