2015.11.24

【自転車】片山右京が語る「52歳で210kmを走った理由」

  • 西村章●構成・文・写真 text & photo by Nishimura Akira

「ケガや体調を損なうリスクの可能性を考えると、自分が長時間のロードレースを走るのは、もうひょっとしたら難しいかもしれないですね。でも、ヒルクライムなら(競技の)時間も短いし、万が一、落車して転んでも、鎖骨を折るなんてよっぽどのことがないかぎりあり得ないだろうから、そういうのに参戦するのは悪くないのかなあ……なんて思ったりね。

 心の張りとか、コンディションの維持とか、年齢への挑戦とか、そういったことを考えると、『マウント富士ヒルクライム(富士スバルラインを5合目まで駆け上るサイクルイベント)』なんかに出てみるのは面白そうかもなあ、と思っています」

 そして、こうも付け加えた。

「逃げるのはラクで簡単だけど、僕の立場では、それをやってはダメなんですよ」

(次回に続く)

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