【自転車】世界の強豪が「さいたま」に集結。TeamUKYOの結果は? (2ページ目)

  • 西村章●構成・文 text by Nishimura Akira  photo by AFLO

 その本場の雰囲気さながらのレースは、今年で3回目の開催となる。昨年の第2回目からは、さいたまスーパーアリーナを通過するコースレイアウトになり、それがさらにエキサイティングな演出効果にもなっている。

 10月24日に行なわれた今年のレースには、ワールドツアー勢からはツール・ド・フランス総合優勝者のクリス・フルームが在籍するチーム・スカイ(本拠地:イギリス)を筆頭に、新城幸也を擁するチーム・ユーロップカー(フランス)、別府史之のトレック・ファクトリー・レーシング(アメリカ)、さらにチーム・カチューシャ(ロシア)、AG2R・ラ・モンディアル(フランス)、エティックス・クイックステップ(ベルギー)、チーム・ジャイアント=アルペシン(ドイツ)と、世界のトップチームから錚々たる陣営が来日参戦した。

 彼らが繰り広げる本場のツール・ド・フランスさながらの攻防は、今年も日本の観客たちを魅了した。このレースに参戦した日本勢は、TeamUKYO、ブリヂストン・アンカー・サイクリングチーム、マトリックス・パワータグ、愛三工業レーシングチーム、宇都宮ブリッツェン、那須ブラーゼンの各チーム。

 TeamUKYOからは、窪木一茂、畑中勇介、湊諒、住吉宏太の4名がエントリーした。窪木と畑中は3年連続3回目、湊は2回目、住吉は今回が初の参戦となる。

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