2015.08.25

【自転車】片山右京が語る後半戦の目標「UCIレースは全部勝つ」

  • 西村章●構成・文・写真 text & photo by Nishimura Akira

「日本で開催されるUCIレースで総合優勝もできないようなチームが、ヨーロッパに行きますなんて言ってみたところで、向こうのクラス2やクラス1のレースで活躍できるわけがないじゃないですか。

 UCIレースは、わざわざヨーロッパやアジア諸国から外国勢が参戦してくるんだから、そこで表彰台に上がることはいいアピールになるし、ヨーロッパに行くよりもコストパフォーマンス面でも効率的です。そして、その延長線上で、UCIのアジアツアーランキングで常に3番手くらいにつけていられるくらいになれば、強いチームだという認識も持ってもらえる。そうすれば、強い選手にも加入してもらいやすくなるだろうし、その布陣で存在感をヨーロッパで発揮できれば、さらにチーム力の増強や規模の拡大を図れる。

 今の僕たちは、もちろんまだそのレベルには達していないけれども、その足がかりとして9月のツール・ド・北海道は勝ちを狙いたいし、Jプロツアーの後半戦も個人とチームの連覇を目指して戦います」

 今年のツール・ド・北海道は9月11日から13日までの3日間のスケジュールで開催される。また、Jプロツアーのシーズン後半戦は、8月29日~30日に長野県宮田村で行なわれる、みやだ高原ヒルクライムとクリテリウムの2連戦から始まる。

「UCIレースを全部勝つ――なんて豪語すると、それを阻止したいライバルチームの闘志にさらに火をつけることになるでしょうね。でも、僕たちは奮起してくるライバル勢に勝たなければダメだし、そうやってぶつかり合うことでお互いがさらに強くなり、全体のレベルも向上していくんだと思います」

(次回に続く)

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