【新車のツボ138】マツダCX-5、見た目はほぼ同じも、乗ってビックリの新型 (4ページ目)

  • 佐野弘宗●取材・文・写真 text&photo by Sano Hiromune

 ちなみに、そのパッケージオプションの名前は"ドライビングポジションパッケージ"というが、こういう命名センスもまた、走りの機微への"念"がほとばしるマツダのツボである。

 それにしても、これほどの"念"がこもった高級感あるミドルSUVが300万円以下で手に入るとは、いやホント、新型CX-5は涙が出るほど安い......といいきってしまいたい。

【スペック】

マツダCX-5 20Sプロアクティブ

  • 全長×全幅×全高:4545×1840×1690mm
  • ホイールベース:2700mm
  • 車両重量:1510kg
  • エンジン:直列4気筒DOHC・1997cc
  • 最高出力:155ps/6000rpm
  • 最大トルク:196Nm/4000rpm
  • 変速機:6AT
  • JC08モード燃費:16.0km/L
  • 乗車定員:5名
  • 車両本体価格:268万9200円

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プロフィール

  • 佐野弘宗

    佐野弘宗 (さの・ひろむね)

    1968年生まれ。新潟県出身。自動車評論家。上智大学を卒業後、㈱ネコ・パブリッシングに入社。『Car MAGAZINE』編集部を経て、フリーに。現在、『Car MAGAZINE』『モーターファン別冊』『ENGINE』『週刊プレイボーイ』『web CG』など、専門誌・一般紙・WEBを問わず幅広く活躍中。http://monkey-pro.com/

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