7人兄弟の3番目。代表FW浅野拓磨選手の家族への思い、W杯への思い (2ページ目)

 プロのサッカー選手になった今でも、練習後はまっすぐ帰宅して実家に電話をするほど、家族愛にあふれています。部屋には家族の写真がいっぱい貼ってあり、なかでも溺愛していることで有名な一番下の妹の小春ちゃんの写真には、毎日キスをしているくらいだとか。
アーセナルからレンタルでシュツットガルト移籍が決まったFW浅野拓磨 photo by JMPAアーセナルからレンタルでシュツットガルト移籍が決まったFW浅野拓磨 photo by JMPA
 また、浅野選手は、「絶対に結果を残す!!」という強い思いが言葉の端々から感じられる選手です。ピッチでのプレーにもそれは表れていて、先日の代表戦(6月3日の日本対ブルガリア)でも、後半に自らの仕掛けからPKを獲得すると、「自分が蹴る」とボールを持ったまま離さないシーンもありました。

 このとき、ハリルホジッチ監督は「宇佐美が蹴るように」と指示を出していましたが、ベンチにいた選手たちも浅野選手が蹴ることを後押しすると、最後はハリルホジッチ監督も浅野選手が蹴ることを認め、代表初ゴールが生まれました。自己主張をするところはする。得点を決めるストライカーには欠かせない資質だと思います。

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