「人生最後の五輪」ソチの舞台に立つ髙橋大輔の秘めたる思い (4ページ目)

photo by Yamamoto Raitaphoto by Yamamoto Raita そして、五輪代表選手が発表された後、髙橋選手は「がんばってくる」と小塚選手に伝え、小塚選手は「がんばってきて」と、言葉を交わしました――。髙橋選手は「オリンピックでは彼の気持ちも背負って、最高の演技を見せることが自分の役割だと思っています。そういう意味で、これまでとは違うオリンピックだなと感じています」と、大舞台へ向かう今の気持ちを語ってくれました。

 インタビューエリアでは、いつも笑顔でフランクに話す髙橋選手が、五輪代表が決まった後は、「これからが正念場だなと思うので、そういった意味では気が引き締まっています」とこれまでに見たことがないほど集中した真剣な表情でした。「ただがむしゃらに、自分に厳しく、一日一日を過ごしていくことが大事」。そう話す髙橋選手を見て、五輪の舞台を見据えてスイッチが入ったのだと感じました。

 これまで以上に多くの思いを胸にソチに向かう髙橋選手。3回目の五輪の舞台で、「年齢なんか関係ない」ということを体現している髙橋選手が、どんな演技を見せてくれるのか、注目したいと思います。

ソチオリンピック フィギュアスケート 団体
2月8日(土) 夜11時12分~ テレビ朝日系列  
詳しくはこちら>>http://www.tv-asahi.co.jp/sports/
http://www.tv-asahi.co.jp/reading/sochi2014/

プロフィール

4 / 4

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る